書籍を読んでの感想 結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる 藤由達藏 ③
”第2章 10秒で行動する人の思考法(学ぶ)”を通して今の自分を俯瞰する
①10秒で行動する人は、「行動してしまえば、あとは楽」ということを知っている
行動することで自分とその周りの環境が変化していくことで成長していく
→自分の行動が他者からどう見られているかのメタ認知の低さから自分の行動が周りにどのような影響を与えているかを感じることができていないため、成長できていない
②10秒で行動する人は、頭に「見取り図」を描いて行動している
ゴールまでの見取り図を描く=段取り・見通しを立てる
→段取りや見通しを立てて行動が出来ていないため時間が足りなかったり、間に合わないことが多い。また、頭の中で一度立てた段取りを調整することが難しいため、視覚化した方が良いかもしれない
③10秒で行動する人は、考えるが、悩まない
考えるは解決策を導き出すこと、悩むのは行動に結びつかないように考えること
→自分の中だけで考えを堂々巡りしていることは、悩んでいるのと一緒。他者に意見を聞いたり相談することで結論を導き出して行動することが大事(相談を繰り返すだけでは意味がない)
④10秒で行動する人は、「失敗」を考えない
人は意識を向けた方向に進む、という性質がある=失敗に意識が向いていたら失敗に進んでしまう
→失敗から意識を逸らすためにふりかえることに苦手意識があるのかもしれない。そのため、ふりかえった上で成功するためにはどんな行動をしたらいいのかを考えていく必要がある
⑤10秒で行動する人は、現在の不安は今解決すればいいことを知っている
すぐに行動できる人は、不安を先送りせずに、今すぐ潰している
→今の自分は考えるだけで行動ができていないから余計に不安を感じている。不安を解消するには行動するのが一番
⑥10秒で行動する人は、「行動の遅れが不安を増やす」ということを知っている
締め切りを意識し、取り掛かる期限を決めて、楽しい気分で行動し続ける
→終わりの時間が意識できていないため、行動の遅れを気にすることができていない状態。実際に終了時間が近づいて進みが遅いことに焦っている
⑦10秒で行動する人は、小さな一歩を大事にする
どんなに大きなことを成し遂げた人も、最初は小さなことをしていた
→今立てている目標の達成が難しいならより小さな目標を立てて小さな行動を積み重ねていく必要があるが、立てている目標が漠然としたものが多く小さくすることが難しい状態。具体性のある目標が立てれていない
⑧10秒で行動する人は、プロセスを分解してシンプルに行動する
問題を具体的な形に分解し、全体を捉えて何が問題なのかを整理する。そして、問題解決後のことを想像し、そのためにできることは何かを考え、始めに何をすればいいかを考える
→課題が見つかっても漠然としたままでどうしたらいいのかわからない状態のことが多い
⑨10秒で行動する人は、「朝」を大切にする
朝の時間に瞑想をしたり、1日の計画をざっと立てたりして無駄のない行動をしている
→利用者さんの有意義な休日の過ごし方と比較して、自分の休日の過ごし方は漠然としており、時間が有限であることを意識できていない
⑩10秒で行動する人は、「能力なんて皆ほとんど同じ」と考えている
能力があるのかないのか悩むよりも、何が必要かを考えて行動している
→やりたいことがあってもそのための能力がないと悩んで結局行動に起こせていない自分がいる。その能力を身につけるためにはどんな行動をすればいいのか考えることができていない
⑪10秒で行動する人は、「まずはやってみる」で生きている
「まずはやってみる」は細分化された第一歩。細分化せずに大きな行動をしようとするといつまでたっても行動できない
→立てた目標への行動ができないのであればより小さな目標とそれを達成するための行動を考える必要があるが、できていない状況